フェイス25周年スペシャル対談企画

皆さま


 おかげさまで株式会社フェイスは25周年を迎えることが出来ました。
1992年10月9日の設立当時、京都のワンルームマンションの一室で、たった3人でスタートしたフェイスは資金もなく、でも夢だけはいっぱいありました。今から振り返れば、経営のことすら無知な25歳で起業したからこそ何も恐れず挑戦できたのかも知れません。

 「社長になっても天狗になるな。わからないことは素直に認め、わかりません、教えてください、と言えることは勇気なんだ。」 振り返ると、小さな会社を経営していた私の叔父の言葉はとても重要だったように思います。

 以降、見よう見まねで歩み出した当社は、1994年に日本初の音楽データ配信、1995年に世界初の民生用通信カラオケサービス、そして、1999年に携帯電話の普及を予測し考案した世界初の「着信メロディ」は、世界100カ国に普及し、90億人という本当に多くの人たちに使っていただきました。
 「あるものを追うな。ないものを創れ。」を企業理念に、「音」だけに注力してきた当社は、ようやくこの日にたどり着くことができました。しかし、これらの事業を成しえたのは私たちだけの力ではありません。それを取り巻く数多くの企業をはじめ、支えていただいた方々、いろいろなことを教えていただいた数えられないほどの感謝すべき方々がいらっしゃったからこそ。

 そして、日々頑張ってくれている社員たち、そして元社員たちにもありがとう。

 創業から9年目の2002年、当時としては史上最年少社長として東証一部上場を果たしてからも、日本初と言えるプリペイド型電子マネー事業を行う、当時の子会社ウェブマネーのJASDAQ上場、日本最初のレコード会社である日本コロムビアのグループ化など、どんどん当社を取り巻く人たちも増えてきました。
 応援いただいている株主の方々、そして当社サービスを使っていただいているユーザーの皆様に何よりも感謝です。

 現在、音楽を取り巻く私たちの事業環境は劇的に変化しています。今まで100年間、音楽を聴くためにはレコードやCDを購入してきた産業が、今やネット環境へと目まぐるしく変遷する過渡期に、私たちはワクワク感をもって新しい事業創造を日々続けています。
 もっと、Faithを世界の人々に知っていただくために。

 これからも引き続き「未来」に向かって、世界があっと驚くサービスを創造し、私たちがこれからも感謝を伝える人たちを世界中に増やすこと。それがフェイスの企業としての使命だと考えています。

もっと Faith
もっと Future
もっと ありがとう

Faith Group
創業者 平澤 創